タローのブログ

メンタル弱すぎキリスト者の徒然なるままの黙想

ルカ福音書黙想

神の子としての自律性の萌芽

〈ルカによる福音書 二章四九~五二節〉 すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。それから、…

イエスと学者たちの関係

〈ルカによる福音書 二章四六~四八節〉 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこん…

我が子を捜す両親と神を捜す私たち

〈ルカによる福音書 二章四一~四五節〉 さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親は…

神は全ての人間に律法を贈与し給う。

〈ルカによる福音書 二章三九~四〇節〉 親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。 二章二四節を通して、イエスの家庭が貧しい状態にあっ…

アンナに与えられた人生と出会い

〈ルカによる福音書 二章三六~三八節〉 また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈っ…

イエスの剣は心の奥底まで届く神の愛

〈ルカによる福音書 二章三四~三五節〉 シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。――あなた自身も…

全てを愛し、一人一人を愛する救い主

〈ルカによる福音書 二章三一~三三節〉 これは万民のために整えてくださった救いで、 異邦人を照らす啓示の光、 あなたの民イスラエルの誉れです。」 父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。 シメオンとイエスは出会い、シメオンは幼…

神を待ち望み、神に導かれる。

〈ルカによる福音書 二章二五~三〇節〉 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告…

神の愛への応答としての律法

〈ルカによる福音書 二章二二~二四節〉 さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからで…

具体的他者を通じての福音

〈ルカによる福音書 二章一七~二一節〉 その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。…

イエス・キリストを探し当てる。

〈ルカによる福音書 二章一五~一六節〉 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてあ…

天使たちの賛美

〈ルカによる福音書 二章一三~一四節〉 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。 「いと高きところには栄光、神にあれ、 地には平和、御心に適う人にあれ。」 天の大軍が天使のもとに集まり、神を賛美します。この世を救う真のキリ…

救い主の初めの姿

〈ルカによる福音書 二章一〇~一二節〉 天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶の中…

この世ならざる光が近づく。

〈ルカによる福音書 二章八~九節〉 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 羊飼いたちは野宿をします。それも夜通し野宿をしながら羊の群れ…

〝誕生の時〟が満ちる。

〈ルカによる福音書 二章四~七節〉 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツ…

ユダヤの民の信仰

〈ルカによる福音書 二章一~三節〉 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録せよとの勅令が出た。これはキリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 ロー…

ザカリアの預言

〈ルカによる福音書 一章六七~八〇節〉 父ザカリアは聖霊に満たされ、こう預言した。 「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。 主はその民を訪れて解放し、 我らのために救いの角を、 僕ダビデの家から起こされた。 昔から聖なる預言者たちの口を通して…

洗礼者ヨハネの誕生

〈ルカによる福音書 一章五七~六六節〉 さて、月が満ちて、エリサベトは男の子を産んだ。近所の人々や親類は、主がエリサベトを大いに慈しまれたと聞いて喜び合った。八日目に、その子に割礼を施すために来た人々は、父の名を取ってザカリアと名付けようと…

マリアの賛歌

〈ルカによる福音書 一章四六~五六節〉 そこで、マリアは言った。「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言…

一途に生きる者に現れる神の全能性

〈ルカによる福音書 一章三四~三八節〉 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。私は男の人を知りませんのに。」天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子…

神を畏れる者に語る「赦し」の予言

〈ルカによる福音書 一章三〇~三三節〉 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神で…

祝福の言葉

〈ルカによる福音書 一章二六~二九節〉 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。天使は、彼女のと…

人間の網から救う神

〈ルカによる福音書 一章二四~二五節〉 その後、妻エリサベトは身ごもって、五か月の間身を隠していた。そして、こう言った。「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」 主なる神はエリサベトを「人…

日常にひっそり潜む非日常

〈ルカによる福音書 一章二一~二三節〉 民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった。そこで、人々は彼が聖所で幻を見たのだと悟った。ザカリアは身振り…

時が来れば実現するキリストの祈り

〈ルカによる福音書 一章一八~二〇節〉 そこで、ザカリアは天使に言った。「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しか…

主のために用意する者

〈ルカによる福音書 一章一一~一七節〉すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む…

神の前に正しい人

〈ルカによる福音書 一章五~七節〉 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めを全て守り、非のうちどころがなかった。しかし、…

主体者としての神

〈ルカによる福音書 一章一~四節〉 わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしも…